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プロフィール

 

安井 公宏

2004年入社
製造所・精錬用耐火物チーム
(現在はガス吹き用耐火物チームにて勤務)
工学研究科
物質工学専攻 修了
◎今、一番興味があること
ダイエット

 

入社からの歩み

 

[ 入社から3年目 ]
係員から主任に昇進。国内製品関係の開発を担当。仕事に慣れることに精一杯でした。

 

[3年目から5年目 ]
国内製品関係を担当。新しい構造の浸漬管に挑戦しました。始めはお客さんに怒られましたが、お褒めの言葉をいただけたときはうれしかったです。

 

[ 5年目から現在 ]
課長に昇進。中国でのコークス炉製造のプロジェクトチームに入り、会社としても初めての仕事に携わることができました。異国で仕事をすることがどんなに大変かわかりました。厳しい納期の中で、お客さんに納得してもらえるものを製造できうれしく思います。

Interview

 

[入社の動機]
大学院では無機化学・物質工学を学び、半導体の電子構造の解明を研究していました。就職にあたっては無機化学・セラミックを扱う企業に絞り込んでいたので、TYKはまさに希望していた会社でした。実は耐火物を知らずに入社したのですが、入社後も特に違和感は感じなかったですね。現在、担当している仕事は専攻そのままのものではありませんが、大学で学んできた研究の進め方が役立っています。

 

[現在の仕事と傾向]
新入社員研修後、精錬用耐火物チームに配属され、国内の大手鉄鋼メーカーで使用される精錬用れんがなど、耐火物の開発・設計・製造に携わっています。近年、鉄鋼メーカーも国際的な競争が激しく、高品質の鉄を作るために操業条件も厳しくなっており、耐火物への要求は高まり続けています。現在は材質の選定から開発までを担当していますが、お客様のニーズに応えるためには、構造を含めた開発や提案が必要になってきています。

 

[求められるスキル]
必要なのは、技術やスキルに加えて「あきらめずに取り組む精神」と、自分一人で抱え込まずに周りの人に相談して「意見を聞く姿勢」だと思います。現在、お客様の要望で、これまでにない構造の製品開発に取り組んでいます。いかにれんがを土台から脱落しにくくなるかがポイントなのですが、今までの常識を超えたことを要求されていたため、思うように開発が進みませんでした。だから、まずは周りの人に相談して、様々な意見をもらい、試行錯誤を繰り返しました。やっとのことでお客様に提案し、認められた時は本当にうれしかったですね。

 

[TYKの社風]
一言で表現すれば、「自由」ですね。TYKでは、「これをやったらダメ」と言われる事はありません。自分のやりたいように挑戦しても、それを上司やまわりの人たちがフォローしてくれる。まさに理想的な研究開発環境だと思います。