ノズルは連続鋳造に際して、
(1)溶鋼の酸化防止
(2)溶鋼の飛散防止
(3)溶鋼の温度降下防止
(4)溶鋼の良好な循環流を得る、
などの役割を果たす重要な耐火物です。
当社は、連続鋳造技術の黎明期である1970年代より浸漬ノズルの製造を開始。以来約40年に渡り、革新的なノズルを開発、提供して参りました。パウダー部に黒鉛−ジルコニア質の高耐食性材質を配置した浸漬ノズル、内孔部に不活性ガスをバブリングする浸漬ノズル、非金属介在物によるノズル閉塞を防止する難付着材質を内孔に配置したノズルなど、様々な技術によって高級鋼製造技術の発展に貢献しています。また、使用条件に最適な予熱炉・乾燥炉などの付帯設備の設計・製作も行っており、お客様のご要望をトータルでサポートします。