研究開発環境

機能材料研究所・環境材料研究所・炭素材料研究所

最先端を追求する3つの研究所

当社の「TYKスピリット」の一つに、「新しい技術への挑戦」を掲げています。
当社は機能性耐火物では世界的なシェアを誇る会社として成長してきましたが、その技術的な革新を担うのが多治見本部にある3つの研究施設。
創業以来、研究開発の充実を自社の生命線と位置づけ、最先端の素材開発や材料研究をはじめ、鋳造分野向けセラミックス製品、排ガス浄化フィルターなど環境用セラミックス製品などの開発、分析業務、各種測定装置の開発などを行っています。
さらに、工場と連携した製品化に向けた生産技術開発まで、革新的な技術開発を続け、当社のグローバル市場での成長を支える大きな力となっています。
  • 機能材料研究所・環境材料研究所
  • 炭素材料研究所

機能材料研究所

耐火物の素材開発によって培われた技術は、ファインセラミックス、金属マトリックス複合材、アドバンストカーボン材など、次世代の産業・生活分野を支える先端素材開発へと広がっています。
基礎研究から応用技術開発への一貫した技術体制は、溶融金属中の水素濃度測定装置、超高温下での温度測定装置などの応用機器装置の開発へと発展しています。
新素材・新技術の研究にも積極的に取り組み、製造現場での品質向上はもちろん、エネルギーのコストの削減にも貢献しています。

環境材料研究所

日本の耐火れんが業界において初めてISO14001を認証取得しました。SDGsのもとに環境への取り組みを重要なテーマと位置づけ、新規材料開発に進展させています。
また環境負荷の低減に取り組む一環としてファインセラミックス技術を応用した、自動車排ガス浄化用フィルターなどの各種セラミックスフィルターや電子部品焼成用部材の開発に着手しています。
さらに、廃棄物の再資源化や減量化、エネルギーリサイクルなど、さまざまな角度から環境保全への貢献を続けています。

炭素材料研究所

黒鉛シートや各種黒鉛化品などの素材開発、耐久レース用ブレーキや各種クレーン用ブレーキのライニング開発、循環液の除菌、主に水耕栽培用溶液の除菌資材の応用展開を行っています。